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自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
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                         最高本能 スンリ #3

~目標が僕をさらに強く成長させる

『スンリ、お前振り付け考えて。1月から活動しなければならないから。 BIGBANG 

後続活動はスンリのソロだ。』ヤン代表の話を聞いて、驚いて開いた口が閉じなかった。

それもそのはず会食の席でソロ活動計画を突然発表されたのだから。 『大当たりだ!』 

興奮がなかなか冷めなくて、どうやって口に食べ物を運べばいいのか忘れてしまった。

明らかに自身の耳ではっきり聞いたのに、信じられなかった。 いつかは機会がくることと

信じたけれど、このようにはやく機会が与えられることだとは想像もできなかった。

 

 

『おめでとう』 『上手くやれよ』 『頑張れ!』 一緒にいたメンバー、兄らの真心に

充ちた祝いを受けたその時始めて実感した。

『僕が本当にソロ活動をするんだ~』

 

 

今でもBIGBANGという名前でステージに立っているけれど、ソロ活動はまた違う。

ステージの主人公がただ僕1人になるってことだ。 1人で舞台を導いて行くだけに、負担も

大きいが喜びも倍増だ。 観客の視線がひたすら僕にだけ集中する時の、ぴりっとする感じは

言葉で表現できないほどだ。 ところで僕にこういう機会が与えられるとは!頭をどこかに

ぶつけたように、ぼんやりしている気持ちで座っていたら代表の声が聞こえた。

『分かるか? 機会は1回だけ。 今回できなければ再び機会がないのだ。

  ヨンベが熱心に磨いておいたソロの道を潰すな』ハッとした。

好きなだけするには僕が担う荷物がとても大きいという事実を知った。 もし失敗すれば、

BIGBANGのイメージにも打撃をこうむらせる可能性が大きい。 重大な責任感が与えられた

という事実を悟って、突然恐れが押し寄せた。 その日からベッドに横になる度に幻聴のように

代表の声が聞こえた。 『機会は1回だけだ。 機会は1回だけ。』

 

 

この頃は一日にも何度も気持ちが変わった。 僕が持った全てのものを見せることができる

機会という考えに浮き足だって、もしも失敗でもすれば終わりなんだ、という考えにまさに

意気消沈する。 天国と地獄を行き来する気分。

 

 

それでも負担よりは期待がより大きい。 事実その間称賛に飢えていた。 兄らに比べて色々な

面で遅れをとるので、称賛と歓呼は僕の持分でないと考えていたから。 代表から称賛を受けた

ことも5本の指で足りるほどで、ファンたちにも過分だと感じるほど多くの愛を受けているが

歌手としての実力は認められずにいる。 安定した収入、名声…僕の年齢と能力に比べて身に

余るものを得たが、相変らず喉が渇いている理由はそれだ。 BIGBANGでないスンリでは認め

られずにいるということ。

 

 

ミュージカル、映画、MCなど多様な分野に継続的に挑戦した理由もそのためだ。 僕の可能性と

資質を試してみたかった。 僕が本当に上手にすることは何なのか? どの分野で最高になる

とができるのか知りたかった。 やってみなければ分からない事は挑戦してみることだ。

特にミュージカルは僕が続けて挑戦したい分野だ。 歌と踊り、演技を一度にすべて消化する

舞台だから魅力的でしかない。さらに性別と年齢を問わず多くの人々に感動を与えることが

できるという事実が驚くべき事だ。 年を取られた方々もBIGBANGを好きになって下さるが、

『夕立ち』の公演を見に来た観客の中には白髪が目立つおじいさんやおばあさん達もおられた。

その方達が席から立って拍手して下さった時の気持ちは言葉で言い表せない。

 

 

このようにいろいろな事をして大変ではないのかと問い直すかも知れない。

もちろん大変だ。 一日に一時間もまともに寝ることができないことも多い。 すべての

スケジュールが終わって明け方3時頃になって初めてご飯を食べたこともある。

ところが不思議に気持ちだけは飛んで行くようだ。 自らもいぶかしいほどだ。

ひょっとして僕は変わり者なのか?  からだが疲れるほど満足なのだから。

 

 

それは恐らく痛みが努力の証拠という考えのためだろう。 熱心にしたから疲れて痛いのだ

という風に考えれば、自ら自身に感心したりする。 さらに痛みは永遠ではない。

初めて運動をすれば使わなかった筋肉に無理がきて身体は痛いが、運動を継続すれば

身体は鍛練されてそれ以上痛みを感じないようになるのだから。いつかは消える痛み

という事実を知るから。 痛くても笑ってこらえることができるのだ。継続して挑戦する

事ができる。

 

 

挑戦は怖くない。 失敗も恐ろしくない。 熱心にすれば、あきらめなければ、

必ず成し遂げることができるという事実を今までで着実に習ってきたから。

僕が行く道がいくら険しくて困難であっても僕は分かる。

この道の終わりには僕が望む世の中が待っていると・・・。

 

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