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自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
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                         最高本能 スンリ #3

この道が終わる所に僕が望む世界がある

                                                   

~己 自らを動かす事ができる『夢の理由』を作れ~

『大丈夫、前にもオーディション落ちたことがあるだろう。 次にもっとして、更にもっとす

れば良い。 息子よ、できる時まですれば良い、私たちができる時までお前の背中を押すから』

 

 

ビッグバンの最終メンバーを選ぶオーディションに落ちて光州に帰って行った時、両親は僕に

勇気を与える為に必死だった。明らかに僕以上に傷心して失望されたはずなのに、そのような

兆しを微塵も見せなかった。 『それくらいのことまた頑張れば十分』としながら軽くやり過ご

す姿に、僕を押し潰しそうな失敗と挫折の荷物を、少しは減らすことができた。 その日お母さ

んは夜を明かした。 次の日ソウルにまた出て行く息子に食べさせる食べ物を用意するために、

だらんと垂れ下がった肩が少しでも上を向くように願う気持ちで、まっ暗だった空が白く変わる

時まで台所に立っていた。 こういう両親がいるのに僕がどうやって放棄できるだろうか。 脱落

と同時に跡形もなく消えた意志を無理にでも燃やさなければならなかった。 『そうだ、こんな

に僕を信じて支持する両親がいるのに、ここで止まるわけには行かないまたトライしてみよう。』

 

 

すべての両親が皆そうであるだろうが、僕の両親は子供に対する信じる力が特別な人たちだ。

幼い時から僕が何をしようが一生懸命声援をくれた。 勉強は後まわしで歌と踊りにだけどっぷり

浸かった息子が心配にもなったはずなのに、ただ一度も叱られたことがなかった。

 

 

『お前が好きな仕事をすれば良い。そのかわり熱心にしろ。』といいながら激励を惜しまない

両親のおかげで僕はしたいことを思う存分することができた。 YGオーディションに合格して

練習生生活を始める時も、積極的に助けてくださった。 まだ中学校を卒業する前であったのに、

先に立って学校に了解を求めて欠席に対する許可をもらってくれた。 明らかに息子が学業をま

ともに終えないのが不安だったはずなのに。 一方では両親の信頼が負担になることもあった。

僕に全てのものを任せてくれるけど、失望させてはいけないという責任感に総てのことに慎重

になった。 たとえ無礼や失敗をしても寛容に理解してくれるだろうが、両親の信頼を裏切るこ

とだけは自ら容認できなかった。

 

 

学生時代少しの期間、良くない友人と遊んでいたことがある。 ダンスチーム活動をする前だ。

勉強には素質がないのに確実にしたいことはないから。 友人らと遊んで成り行きで時間を費

やした。放課後になれば群れをなしてゲームセンターと貸し漫画屋を転々として、時には勝負

を行うこともした。 だがその時間が長引かなかったのは両親のおかげだ。 ある日両親の顔に

深く垂れた陰を見て、僕に失望しているという事実を悟った。 瞬間、気分がすっきりした。

『両親の信頼まで失えば僕を信じてくれる人が何処にいようか?』その日でまさに心を入れ

かえたし、ちょうどダンスチームの兄らに会って踊りを始めることができた。

 

 

幼い時から僕の夢は一つであった。『両親の信頼と愛情に似合った人になろう。』

それがどんな人なのか、何をしてこそ両親を喜ばせる事ができるのかは分からなかったけど

決心は確かだった。 『何をしても最高になってやろう。両親が本当に自慢することができる

息子になってやろう』幼い時から胸の中に育てたその考え一つが今日まで僕を導いた原動力だ。

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