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自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
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                         創造本能 G-Dragon #1

才能を持ったという事は 他よりちょっと多く持っただけ

                                                   

~音楽が好きだという以外、何もなかった奴~

俺は何でも確実なのが好きだ。 友人らと遊ぶ時は気が狂ったように遊んで、仕事をする時は

全身の細胞一つ一つが逆立つほど集中しなければならない。 寝るにしても冬眠に入る熊のよう

に死んだように寝なければ気がすまないスタイルだ。 どんな事にでも、うやむや、さっと、

物事をさらっと解決処理してしまう曖昧な事が生まれつき好きじゃない。 おかげで『礼儀をわ

きまえない、愛想がない』などの誤解もたくさん受ける。 だが生まれつきの性格を捨てること

はできないのが世のつね。 いくら難しい席や怒らせては駄目な人であっても『違う』と思えば、

死んでも俺の考えをいう性格であるから『生意気な奴』のイメージがだんだん強くなってきた

感じだ。

 

 

正確にいつなのかは分からないけれど、誰かが俺の夢を初めて尋ねたその瞬間から俺の返事は

いつも『歌手』であった。 事実小学校6年 13歳で歌手の道に飛び込んだ俺に他の考え、他の

夢は贅沢であるだけだった。 目隠しをして全力疾走をする競走馬のように、目標に向かって

走ることの他にできる事がなかった。 誰かは本当に子供らしい夢だと、また他の誰かは格好だ

けの綺麗事の夢だとあざ笑うことができる話しだけど、音楽は俺のからだと心を動かし、

俺に息をするようにさせて、派手な舞台はいつも俺の心臓を躍動させる。 俺が音楽をしなかった

ならば、何をしているだろうか? この質問の答えは多分一生探すことができないだろう。

 

 

ビッグバンというグループの名前さえなかった練習生時代、オーディションを準備した友人ら

は俺を含んで全6人だった。 最終オーディションが終わり今は5人メンバーで構成されている

けれど、当時だけをとってみても、これから誕生するグループが2つに構成されるのか3つで

構成されるのか誰も分からなかった。 テスト結果により誰かは脱落しなければならないサバイ

バル方式だったためだ。 生き残るために俺のすべてを賭けなければならない切迫した時間だっ

た。 状況がこのようだと見ると他人よりもっと長く練習生に送った6年という時間は負担であ

るだけで決して有利な条件にはならなかった。 ヤン・ヒョンソク代表の性格上、実力が認めら

れなければ6年でなく60年を練習したとしても容赦なく脱落させるということをよく知ってい

たので、俺とヨンベはより一層緊張と焦燥の毎日を送らなければならなかった。 また1日12時

間踊り、歌、ウェイトトレーニング、そこに外国語2つまで含まれた7つ8つのレッスンを受

けるのは体力の限界を感じさせたし、メンバーらの神経も逆毛たてた猫のように鋭くなり始めた。

 

 

その上、俺はリーダーの席にあった。 いくらサバイバル方式であっても『音楽が好きだ』と

いう理由1つでその長い時間を共に泣いて笑った友人らの手を一つでも離したくなかった。

いや離すことはできなかった。 ただ一人の脱落者もださず、俺たち6人皆そのように切実に

望んだ『そこ』そして前へ行かなければならない『そこ』へ6人一緒に向いたかったから。

 

 

だが実力と性格、能力が違う6人を小舟に乗せておくと一方向で櫓を漕ぐのが容易でなかった。

予告なしで訪ねてくる一人一人のスランプを寛容に黙認する余裕もなかった。 メンバーら皆が

歯をくいしばって持ちこたえているという事実はよく解っていたけど『熱心にすること』とい

うのは基本。『上手でなければ』絶対に一緒の船に残ることができないという冷酷さをよく

知っていた。

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