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自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
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                         創造本能 G-Dragon #1

~うっかりして引き受けることになったリーダーの席

俺たちは同じ年頃の友人らよりもっと早い年で人生の目標を定め、俺達がもつすべてを掛けた。

友人らが学校で英単語を覚えている時、俺たちはラップと振りつけを暗記し、友人らが学校の

運動場で汗を流すとき、俺たちは湿気いっぱいの地下練習室で息が止まりそうなくらい、さら

に上へと競いながら踊りを習わなければならなかった。 友人らが試験を終えて気持ち良く騒ぎ

遊ぶ時、俺たちはまた他の試験が次々待っている練習室へ向かって、友人らが休みだと朝寝坊を

する時に俺たちは休みだからと、普段よりさらに早く練習室へ行き練習しなければならない辛い

日程を消化しなければならなかった。 また友人らが朝から『ご飯食べろ~』というオンマ(母)

の小言をうんざり思うとき、俺たちは一ヶ月に一度見るオンマが心配するから、つとめて明る

く笑って見せながら帰るオンマの後ろ姿を見て涙をのんだ。 他の人々とスタートラインが違っ

ていた、道も異なっていたのだから。ここで辞めれば帰る場所さえない俺らであったのだから。

 

 

『リアルドキュ BIGBANG』を見れば俺がメンバーらを急き立てる姿がしばしば出る。

『そうしなきゃ百回してもからだに覚えさす事はできないのだから。 それではいくら練習

してもカーンなの!』

『膝、一度こわれると死ぬの? 覚悟して力強く回して見て。 何がそんなに痛いとメソメソするの!』

『お前を考えて言ってくれる事ならばありのままに受け入れなければ駄目なんじゃないの?』

『駄目じゃん。 一日残っているのに寝ている奴がどこにいる?』

当時メンバーらに吐きだした容赦ない俺の毒舌が入った『リアルドキュBIGBANGリ』がイン

ターネットを飛び交い始めたし、おかげで俺は『クォンG様』『紙やすりジヨン』

『愛想なしジヨン』というニックネームまで得た。 2006年6月メンバー選定が最終確定する

直前、セブン兄さんのコンサート舞台のバックダンサーに上がる最終実戦テストがあった。

最終脱落者を決めることになるその舞台で俺たちはその間熱心に磨き上げてきた実力と最上の

チームワークを見せなければならなかった。 セブン兄さんまで俺たちを心配する心であったし、

俺もやっぱりわけもなく色々な心配らに包まれて神経が鋭く逆立っていた。

 

 

いよいよリハーサルが始まった。 当時6人皆が生まれて初めて立つ大きい舞台だという事と

同時に、ただ一度のリハーサルを通じて完ぺきに動作と立ち配置を習わなければならない状況

だった。 ところがバク転をしたヨンベが思わず倒れてしまった。 失敗も失敗だが何より倒れて

手をケガしたのがより大きいことだった。 俺たち皆はその瞬間慌ててどうすればよいのか分か

らなかった。 ケガしたヨンベも心配だが、もしもヨンベの負傷で熱心に練習しておいた振りつ

けとフォーメーションをすべて変えなければならないかもしれないという状況だったためだ。

幸いヨンベは痛い憂いの表情一つなく『大丈夫だ』という言葉でメンバーらを安心させた。

出血する手が痛かったが懸命に平気なふりをしたのだ。 俺たちは今一度、体勢を整えたし特に

過不足なしでリハーサルを終えることができた。 だが俺はリハーサル舞台を降りてくるやいな

やメンバーらを叱り飛ばした。 『俺も心の余裕がなかったがお前たちは何なの? 俺が怒鳴ら

なかったらずっと呆然と立っていたんじゃないの? ヨンベが倒れたと凍ってしまって『アッ』

『どうする?』っていう表情で立っていれば良いのか?万一本番ならどうするつもりだったの?』

口ぐせのようなキツイ言葉が口からあふれ出た。

 

 

『さあ、もう本番だ本番! 本当に何か見せよう』舞台に上がる瞬間まで俺の小言は止まらな

かった。 『さあ、立ち位置に気を遣って!表情気を遣って! 踊りながらも隣の人の位置をよ

く把握していこう』 今になって考えてみれば緊張したメンバーらを後ろからそっと静かに背中

を押して勇気を出させることもしたのだろうが、当時は誰1人脱落させたくないとする思いで

切羽詰っていたのだと思う。

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