忍者ブログ
自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

                         最高本能 スンリ #2

スンリ、それがやがて最高のブランドだ

                                                   

~劣等感と自信感は紙一重~

多くの人々が僕に自信があふれると話す。 どんなことでも自ら要望して飛びかかる性格

のせいだ。 『持って生まれた自信』と話すが僕にはありえない言葉だ。 事実 僕は歌手

という夢に向かって挑戦して、途方もない劣等感に苦しめられた。 機会の瞬間ごとに不足

した実力のために足かせをかけられたし、その時ごとに意欲が折れて不安が襲った。 座り

込もうとする僕を起こすためには、諦めようとする僕を捕まえるためには自らを応援する

ほかなかった。

 

『イスンヒョン お前はできる。忘れるな。お前は最高だ!』 『自信感』は僕が競える

唯一の競争力だった。 歌や踊りの実力が一日で良くなることはできない状況で僕だけが持つ

強みが必要だった。 夢を諦めない為に・・・、ずっと走って行く為に・・・、

僕はずっと自信を育てただけだ。

 

もちろんあえて努力しなくても泉がわいたように自信に満ち溢れた時期もあった。

『エピソード』が有名になって羨望の眼差しで見られる毎日が続く時であった。 通りに出て行

けば尋ねて来てサインをしてくれというファンたちもいたし、各種行事に正式に招待を受ける

ことも増えた。 ファンが増えてファンカフェが開設され、会員数が3千人余りに迫った時だ。

 

某ショッピングモールと専属契約を結んで、固定収入まで得た。 はなはだしきは一ヶ月収入

が120万ウォン程にもなる時もあった。 チームの皆と分けたといっても、当時中学生だった

僕には途方もない金額であった。 自分を取り巻く事情がこのようだと解ると、おのずと肩に

力が入った。 世の中に恐ろしい物がない時期だったといおうか?  一日一日がそんなに幸せ

なはずがなかった。 今、直ちにTVに出て行っても大人気を呼ぶことができるだろうという

自信が膨らんだ。

 

だがその考えが錯覚で、傲慢にすぎないという事実を悟るにはそんなに長い時間がかからな

かった。 中学校3年のある日、地域番号【02】がつけられた発信者番号から電話がかかって

きた。 僕の噂を聞いて訪ねてきたキャスティングマネジャーの提案にした演芸企画会社で

オーディションを受けた後であった。 ソウルには知っている人が1人もいないから、当然

その企画会社であるという期待を抱いてすぐに電話に出た。

『イ・スンヒョンさんですか?』

『はい。そうです』

『この間オーディション1つ受けたでしょ? その映像を見て電話を差し上げたのですが

MNETで<バトル神話>というオーディションプログラムを準備中で、賞金は1億ウォンだよ。

一度して受けてみるつもりありますか?』

『えぇ!? はい! はい!します』

TV出演とは、たとえオーディション合格の便りではなかったけれど、より大きい機会が転

がり込んできたという事実に小躍りする程うれしかった。 方々走って大声を出しあちこち

電話をした。

『俺、イ・スンヒョンがTVに出演する!より大きい世界へ、さらに高い空へ挑戦する事

になる』周辺のすべての人に知らせるのに考える余裕もなかった。

消息を聞いた両親も応援を惜しまなかった。 僕よりも、もっと喜んでいたようだ。

両親はいつもそうだった。 踊りに熱中して勉強を軽視する息子を心配しつつも、いつも僕の

意見を聞き入れてくれた。

 

 

『息子よ!お前がしたい事は何でもしろ。私たちが力になるから。 代わりに一つだけ守って。

何をしようが確実にしろ。 中途半端はないぞ』 世の中のどんな両親が16歳の幼い息子の夢を

このように無謀なほど信じ、応援してくれるだろうか? 両親の『無限大な信頼』は最も大きい

刺激剤であった。 僕に向けた信頼と期待を確認する時ごとに『真っ当な姿をお見せする』

という義務感が自ずとできたし、その義務感で自らを促したりした。 両親からの無条件な

信頼に必ず報いたかった。 そのように両親の全面的な支持と『熱心にする』という強い意志を

抱いてTVに挑戦した。 まさにスターになることができるようだった。  だが現実は違った。

拍手[1回]

PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright © TOPWORLD別館 All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]