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自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
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                         最高本能 スンリ #1

~恐れ、それは何でもない

僕は『不可能、それは何でもない』という広告コピーが好きだ。 漢文長で感じられる強靭な

情熱と意志が気に入っている。自分にも似た座右の銘がある。『恐れ、それはなんでもない。』

僕は恐れのために何か放棄する事ぐらい愚かなことはないと考える。 『出来ないから』

『失敗するかも知れない』という心配のために、始める前に断念する人々を見るのが

とても残念だ。

  

もちろん、僕も恐れを感じる。 新しい世界の扉を叩く時はその後に何が待っているのか分から

なくて恐ろしくて震える。 しかし世間をまだ知らない僕も『体験してみないことには何もわ

からない』という事実ぐらいは知っている。 それで自らにいつも問いかける。『とりあえず

やってみよう。やってみるまでは分からないじゃないか。』

  

中学校1学年時のことだ。 別の学校の祭りに見物に行ったのだ、舞台に同じような服を着る

人々が上がってきた。彼らが舞台に登場した瞬間、その場に居たすべての人々の視線が舞台に

注がれた。 公演が終るまでその視線は舞台を離れることがなかった。 僕もやはり同じで

あった。 驚きに息をするのも忘れ公演を見守った。

 

 『胸躍る誠の夢』と会う瞬間! その瞬間は頭より先に胸が感じるという事実をその時初めて

知った。 どうすることもできないほど心臓の鼓動がはやくなって、身体に電流が走った。僕

自身上手く説明するのが難しい気持ちだが、1つはっきりと分かったことは。

『あれだ、あれがまさに僕がしたいことだ!』

 

 小学校時まで僕は人々の前に出るのが好きだという事の他に、特別な特徴がない子供だった。

勉強にも素質がなくて確実に頭角を現わす分野もない平凡な子供。どんな人になりたいとか、

何をしたいという具体的な夢も持っていなかった。 そんな僕に『何か』ができたのだ。

ただただやってみたい、必ずしなければならないような『何か』が。

 

 当時舞台に上がった人々はまさに僕がビッグバンでデビューする前に活動したダンスチーム

のメンバーだった。 祭りから帰ってきた次の日から噂をきき探して、兄らがYMCA青少年

修練館で練習するという事実を知り、やみくもにそちらを訪ねて行った。

『踊ってみたいです。』

『踊ってみたことはある?』

『ないです。一度もないです。これから踊りたいです。熱心にする自身はあります。』

  

挨拶が終わるといきなり踊りだした。 準備して行った踊りもなかった。 そのまま流れ出る

音楽に合わせて、できるだけ身体を動かした。 今考えても本当に無謀なことだった。

幼稚園で習ったリズム体操を除いて踊りは一度も踊った事がない僕がダンスチームに入ると

己の自己主張をするとは。 その上僕は『生まれつき運動音痴』だった。 拍子感覚がなくて、

音楽と身体が完全に別に動いた。 経験もなくて実力もない僕が、踊りを踊りたいとごり押しを

するので、兄たちはあきれただろう。 だが意志がある所には道があるように。

無謀な勇気を高く評価したリーダーのおかげで僕はダンス チームの一員になることができた。

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