忍者ブログ
自叙伝『세상에 너를 소리쳐 ~世界に君を叫べ~』 を紹介するブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『砲火の中へ、己を捨てねばならない』

『BIGBANGのスター日記』最後の登場は1番上の兄、TOP(24・実名チェ・スンヒョン)の

日記で作られます。 【TOPのスター日記】というTOPとのインタビューを土台にしました。

1回から10回まで続きます。

 


 

 

[スター日記] TOP① 『砲火の中へ、己を捨てねばならない』

373a237f.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


[アジア経済パク・ソヨン記者]


「バン!バン!」と炸裂する爆弾音、戦争の渦。

これが夢なのか現実なのか区別がつかない。

映画【砲火の中へ】の現場に飛び込んだ。 昨日まではBIGBANGの一番上の兄で舞台の

上を駆け回っていたのに、今日は戦中に放たれた 学徒兵オ・ヂャンボムになった。

 

チャンボムの手紙をとてもたくさん読んで喉がかれたし、長い戦争シーン撮影で

体力はすっかりなくなった。 だが、何より大変だったことは俺の中の数多くの役割だった。

BIGBANGのTOPとオヂャンボム、そしてチェ・スンヒョンの間に立っている事に

手をあました。夜もあまり眠れなくて。

 

指揮官もなく、浦項(ポハン)のある学校で武器もなしに身体のみで北朝鮮軍と 対抗しな

ければならなかった学徒兵71人を導く中隊長 オヂャンボム

 

彼が感じた不慣れと恐怖・責任感がメンバーと離れて1人で映画の現場に放り込まれた

自分の中にも伝わってくる。

 

俺は小さい頃からひときわ映画が好きだった。

     人の心を翻弄する映画的な感性が好きだった。

 

タランティーノの映画や【ゴットファーザー】【スカーフェイス】の アル・パチーノは

とっても好きだった。【トレインスポッティング】を 見た時は熱心に生きなければなら

ないと考えたりした。

 

俺も誰かにこういう強烈なエネルギーを伝えることができるだろうか。

 

今回の映画を選択したのも俺を好きでいてくれる誰かの『力になりたい』 という

思いが強かったためだ。

 

オヂャンボムに変わるためには己を捨てなくてはいけない。

 

『ここは俺がいる所ではない』という考えは、だんだんと霞んできて

『うまくやりたい』という気持ちがほとばしる。

 

 

 

 


 

  

[スター日記] TOP② 『あぁ、ホント 物分りよくは…なりたくないんだけど』

 

『砲火の中へ』をとりながら戦争の恐怖が感じられ始めた。

ほんの少し離れた所で爆弾がさく烈する。 ドラマを撮っているのとはまた違う感じ。

 

目つきが重要だ。 俺を捨てて学徒兵中隊長オヂャンボムが感じる感情を観客らに

伝えなければならない。 BIGBANGとして舞台で過ごした時間が目でする演技にとても

役に立ったようだ。 舞台で観客に目で俺の感情を伝えなければならなかった時間が

多かったためだ。 このように他の人々に俺が感じる感情を伝える作業が自分にとって

最も大きい幸福のようだ。

 

ここ撮影現場では俺が末っ子。 兄らと親しくなり始めた。 演技に対してよく分から

ない、話にもならない俺を背負って導いて下さる。 男たちどうしの撮影が楽しい。

家庭があるからこそ安心感が感じられる兄ら(クォンサンウ・チャスンウォン・キム

スンウ)の姿がうらやましい。 結婚は本当に考えた事もなかったけど。 兄達を見なが

ら俺も結婚したいという考えを骨にしみるようになった。 寂しいからか・・・。

 

 

それでもまだ仕事が先だ。若い時期には仕事に生きたい。おもむくままに生きたい。

自由だということが俺を構成する第1元素だ。 映画を撮りながら感性が良くなった

ようだ。 性格もたくさん変わった。 子供のような見る目を持つようになったと

言うべきか。 反対に俺の中の俺はますます育っているようだ。

兄らといるから時々 物分り良くなろうとする。

『あぁ、ホントは・・・ ものわかり良くはなりたくないのだけど』

 

幼い時、将軍のようにりりしいたぷ

 

 

 

 


 

[スター日記] TOP③ 『スンヒョン お前は… 心が汚れなかったら良いな』

 

49d2f503.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『砲火の中へ』試写会中、思わず涙が溢れた。 映画を撮りながら苦労した記憶が

浮び上がるからでなく、オヂャンボムが自分の中にまだ生き続けているからのようだ。

自分自身、チャンボムの心が誰よりよく分かるから...

 

 

舞台の上ではTOPというキャラクターを演技してきたとすれば、今回の映画を通じて

チャンボムというキャラクターを得ることになった。 学徒兵中隊長オヂャンボムと

いう役を引き受けながら、(オヂャンボムとして)『正しいイメージ』を印象づけられる

だとうかと心配にもなった。だが、もう俺も演技者になったのだからキャラクターになり

きって、そして今度はそのキャラクターから脱却することに慣れなければならないだろう?

 

 

いつのまにか職業が2つになった。 まだおたまじゃくしだが^^ 

先輩らの姿を見て習うべき事が沢山あると考える。 俺たちの会社の兄、社長、スンウ兄、

サンウ兄、スンウォン兄、先輩らの姿を見て感じるところが大きい。 スターになったり

計算的な人間になりたくない。 最近ビョンホン兄に個人的に会った時、兄が

『スンヒョン、お前はこのまま心が汚れなければいい』という話をして下さった。

あまりにも俺について良く知る兄だからそんな言葉を言って下さったんだろう。

純粋でないならば俺が歌を歌って演技をする時、観客らに何も伝達できないだろう。

 

 

もう俺が演技した人物・映画を、観客らに評価される時期に来ている。

ときめいたり寄り添ってもかまわない。 だが、今現在の俺の姿はBIGBANGのTOPだ。

BIGBANGの音楽作業をしながら二ヶ月を送った。 過ぎ去ったすべてのエネルギーを

新しいものに一度に注がなければならない時だ。 俺が好きな人々に新しいTOPを

見せるために水面下で熱心に足をバタつかせなければならない時間だ。

 

e45f1438.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幼い時期のTOP、大物になるスターの気運が伺える

 

 

 

 


 

 

[スター日記] TOP④ 『こんな風に仕事中毒になった理由は…』

 

普段も感情の起伏が激しい方だけど、映画〈砲火の中へ〉を撮影していた時はさらに

ひどかった。自らも大変だったけどいつも一緒に行動を共にしてくれるマネージャーは、

こういう俺の姿を受け止める事に苦労したようだ。

申し訳なくもありがたい感謝の気持ちが大きい。

 

人々が『お前はどんな人間だ?』と尋ねるが、俺も自分がよく分からない。

俗に言う〈4次元〉という言葉は嫌いだ。 自己陶酔に陥ってあがいている様に見える

事もあるから。 他人に見せる職業、刺激的な仕事をしているからある程度は非凡な所も

なければならないと考えるけど、自分だけの世界に酔っているのは好きじゃない。

 

俺は小説家だった母方の祖父から沢山影響を受けた。 ラップの歌詞を書く事も好きだし、

日記もたくさん書く。最近、日記をまた書き始めた。

 

一人で孤立して生きることは嫌だけど、自由でいたいという考えはたくさんする。

特に幼い時期はそんな風にどこかに逃げたかった。 きっかけがあった訳じゃない、

ただただ逃げたかった。 実際、学校もほとんど行かなかった。

 

その当時の己の生活に忠実でなかったという考えのためなのか? デビュー後は一度も

サボったことがない。正しくあろうと努力する。 良心の問題かな…。 俺が好きな人々が

増えるほど用心深くなり肯定的な性格に変わって行く。

この仕事をしながら自分が好きになって、大切にしたい人々が増えながら自らを愛しむ

方法を教わった。

 

今は仕事に没頭できている事が幸せ。 過ぎた日を振り返ってみた時、悪い事はしなかった

けれど、もっとやらなければ成らなかった何かを十分にしてこなかったような気がする。

幼いころからラップを書いて音楽だけに嵌っていた。 

それに対する反省で俺は今こうして、仕事中毒者のように日々仕事をこなしているの

かも知れない。

 

定まっていたくない。 どうなったって俺は音楽をする人で、舞台でだけは自由でなければ

ならない。 予測不可能な人になることが出来てこそ人々に他の世界を見せることができる

のだから。。

 

2010062023291307491_2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拍手[2回]

PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright © TOPWORLD別館 All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]